「アラビアのロレンス」1日限定で六本木のメインスクリーン“占拠”
2010年9月8日 15:09
[映画.com ニュース] 映画の黄金時代といわれる1950~70年代の作品を中心に、厳選した外国映画50本を毎日午前10時から上映する「午前十時の映画祭」。同映画祭の上映劇場でもある東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで、9月12日に限り「アラビアのロレンス」が同館最大のスクリーン7で上映されることが決まった。
今年2月6日からスタートした「午前十時の映画祭」は、現在31週目に突入。「ゴッドファーザー」「大脱走」「エデンの東」「ローマの休日」といった名画を上映し、9月3日までの観客動員は全国で36万5828人、興行収入は3億5330万6800円を突破している。すでに第2回開催の要望も多数寄せられるなか、「シネコンの一番大きなスクリーンで見たい」という声も多く寄せられたことから、都内でも最大級のスクリーンであるTOHOシネマズ六本木ヒルズのスクリーン7で「アラビアのロレンス」が上映されることになった。
同作は、イギリスの名匠デビッド・リーンによる、実在した軍人の伝記をもとにした上映時間227分の長編スペクタクル。アメリカ公開された62年の年間興行成績で第2位の2億9020万ドルを記録し、第35回アカデミー賞では作品賞をはじめ7部門を受賞した。日本でも63年に初公開されると、71、73、75、08年とリバイバル上映が繰り返されている。
「午前十時の映画祭」は全国25劇場で行われている。