「仮面ライダーW」最終回を前に、新ライダーへ“業務”引継ぎ
2010年8月22日 21:37

[映画.com ニュース] 「仮面ライダーW」の劇場版「仮面ライダーW(ダブル) FOREVER A to Z 運命のガイアメモリ」の大ヒット御礼舞台挨拶が8月22日、東京・新宿バルト9で行われ、主演の桐山漣、木ノ本嶺浩が登壇した。
シリーズ初の全編3D作品となる同作は、架空の街・風都を舞台に“2人で1人の探偵”こと左翔太郎(桐山)とフィリップ(菅田将暉)が変身する仮面ライダーWが、風都の危機を救うべく、凶悪なテロリスト集団「NEVER」と戦う姿を描く。
配給の東映によれば、8月21日に観客動員100万人を突破。桐山は、「想像がつかない数字。風都市民より多いですね! とにかくうれしくて幸せです」と喜び爆発。木ノ本も「僕にとっては映画デビュー作でもあるので、本当にうれしい。次は200万人を目標に盛り上がっていければ」と期待を寄せた。
そこにフィリップ役の菅田が急きょ登壇し、「今日の朝、急に来られることになって。完全に私服です。汚い格好ですみません」とペコリ。桐山は「それ、オレがあげたベストじゃん」とツッコミを入れるなど、劇中同様に息の合った掛け合いを披露した。そして、菅田は「数字そのものを気にはしたくないが、皆さんに愛されていると実感している」とファンに頭を下げた。
現在、テレビ朝日系で放送中の「仮面ライダーW(ダブル)」は、8月29日に放送される第49話が最終回。舞台挨拶には、新ライダー「仮面ライダーOOO(オーズ)」が駆けつけ、引継ぎ式が行われた。「あとは頼んだぜ」とバトンを渡した桐山は、「現場のみんなが一丸となって、先に進んでいった。その気持ちが画面からも伝わると思うし、きっと心に残る最終回になると思う」と感慨深げだった。なお、仮面ライダーWと仮面ライダーOOOがタッグを組む劇場版新作が、今年12月に公開されることが明らかになった。タイトルを含め、詳細は現時点では未定だという。
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