鬼才デビッド・リンチ監督の展覧会、大阪で開催

(C)David Lynch

［映画.com ニュース］　「ツイン・ピークス」「ブルーベルベット」「マルホランド・ドライブ」の鬼才デビッド・リンチ監督の展覧会が、大阪・南船場のコム・デ・ギャルソン2階にあるアートスペース「Six」で開催される。

「デヴィッド・リンチ“DARKENED ROOM”展」は、映像作家・画家として世界的に注目されるリンチ監督が、本展のために自ら選んだ実験的短編映画と最新絵画作品を展示する。

リンチ監督が学生時代に製作した短編映画とコミッションワークを収録したDVD「The Short Films of David Lynch」（2002）と、公式サイトで公開した短編映画をまとめたDVD「DYNAMIC:01-The Best of David Lynch.com」（07）の中から、12本（計約156分）を上映。本編の前には、リンチ監督による解説フッテージがついている。絵画は、2009年に制作された本邦初公開7点を含む作品が展示される。

リンチ監督の来日は予定されていないが、コム・デ・ギャルソンのデザイナー、川久保玲が手がけたスペースで公開する日本オリジナルの貴重な展覧会となる。「デヴィッド・リンチ“DARKENED ROOM”展」は、8月7日～10月9日まで開催。