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二宮和也&松山ケンイチ、互いを絶賛 会見をファン2000人に生中継

2010年8月5日 15:26

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ついに「GANTZ」が始動
ついに「GANTZ」が始動

[映画.com ニュース] 「嵐」の二宮和也松山ケンイチ、のダブル主演で、人気漫画を映画化する「GANTZ」の製作会見が8月5日、都内のホテルで行われ、二宮と松山をはじめ、共演の吉高由里子本郷奏多夏菜山田孝之佐藤信介監督らが出席した。

同作は、製作費40億円以上を投じたSFアクション大作で、死んだはずの人間が黒いナゾの球体「GANTZ」に召還され、異形の「星人」との戦いを強いられる姿を前後編の2部作構成で描く。原作コミックは累計発行部数1100万部を超え、スピード感あふれるアクション描写などでヨーロッパを中心に海外でも人気を集めている。

主人公の玄野を演じる二宮は、「風の噂で映画化されると聞いてうれしかったのですが、自分が出演すると聞いてちょっと悲しくなった。だって、GANTZファンの友だちと好き勝手に話せなくなるじゃないですか」と述懐。それでも、「気になったのは、『加藤を誰が演じるの?』ということ。そうしたら、松山さんで考えていると聞いたので、『松山さんなら、ぜひやらせてもらいたい』と答えました」と明かした。

一方の松山は、「二宮さんからそういうお言葉をいただいて光栄です。僕も玄野は二宮さんしかいないだろうと思っていました」と話し、思わずニヤリ。自らが演じるキャラクターについては、「弟をひとりぼっちにできないという原作の描写に、ひとりで読んでは涙していた。加藤役なら、ぜひやりたいと思いました」ときっぱりと話した。

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質疑応答での話題の中心になったのは、1着50万円するといわれているGANTZスーツについてだ。二宮は、「待ち時間が長かったので、スーツを着ない設定の人も試着して遊んだりしていた。それは吉高さんです」と暴露。吉高は、「何で言うの!? みんなが帰ってシメシメと思い着てみたら、二宮さんがまだ残っていたんです。着てみたら思ったよりエロいな……と恥ずかしくなり、ただちに脱ぎました」と釈明していた。

この日の会見の様子は、ファン2000人を招待した日比谷野外音楽堂へ生中継し、異例の“パブリック・ビューイング”を実施。原作ファンだけでなく、二宮と松山のファンも結集し、炎天下の同所は熱気ムンムンだった。

GANTZ」は、2011年1月と春、前後編2部作として全国で公開。

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