クドカン、水木しげるは「お金にシビア」
2010年7月21日 20:14

[映画.com ニュース] 吹石一恵、宮藤官九郎主演の映画「ゲゲゲの女房」のプレミア上映が7月21日、「第32回ぴあフィルムフェスティバル前夜祭」が開催されている東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで行われ、吹石と宮藤、鈴木卓爾監督が舞台挨拶に立った。
原作は「ゲゲゲの鬼太郎」で知られる漫画家・水木しげるの半生を夫人の武良布枝さんがつづったエッセー「ゲゲゲの女房 人生は…終わりよければ、すべてよし!!」。現在、同著を原案に松下奈緒、向井理主演のNHK連続テレビ小説が高視聴率を記録しており、発行部数は40万部を突破した。ドラマとは別プロジェクトとなる映画版では、布枝さんを吹石が、武良茂(水木)を宮藤が演じる。
吹石は、「自分とはかけ離れた女性なので、撮影中は毎晩台本を読んだが、結局、現場で衣装を着て、宮藤さんにしげるさんを演じていただくことで、私も布枝さんになれた気がします」と述懐。見合いから5日で結婚したという設定に、「撮影に入るまでは、必要以上に宮藤さんに会いすぎないように心がけた」と役づくりを語ると、宮藤は「今、初めて聞きました。自分としてはリハーサルなどで結構会っていたつもり」と思わず苦笑い。
その宮藤は、撮影前に水木本人に会ったといい「終始『映画ってもうからないだろ』って言われて(笑)。本当にお金にシビアな方なんだなと。そこが一番(役づくりの)参考になりました」と語り、客席を笑いに包んだ。また、水木の実の娘からは「肩に力が入っていない人だから、あまり頑張らなくていいと言われて気持ちが楽になった」と話した。
ぴあフィルムフェスティバル出身の鈴木監督は、“古巣”でのプレミア上映に感慨深い表情。キャスティングは吹石と宮藤以外考えられなかったと断言し、「方言、昭和36年という設定、そして実在の人物を演じるという、いわば三重苦を見事に乗り越えてくれた」と主演のふたりに感謝していた。
「ゲゲゲの女房」は、11月に全国で公開。
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