渋谷爆発!「バイオハザードIV」最新予告編が公開
2010年7月12日 06:01
[映画.com ニュース] ミラ・ジョボビッチ主演の人気アクションシリーズ最新作「バイオハザードIV アフターライフ」の最新予告編が公開された。
同作は舞台の一部が東京であることが明かされているが、予告編冒頭には、渋谷QフロントやSHIBUYA109のネオン看板、そして「渋谷駅前スクランブル交差点」と記された標識が映し出されている。
同作のポール・W・S・アンダーソン監督は、東京のモダンな建築が好きだといい「(原作が)日本生まれのゲームだから、いつか日本を舞台にしたいと思っていた。それに、これまでラスベガスもロスも破壊した。そろそろ東京の番かなと考えていたんだ。今回は109のビルや交差点などの細部まで再現することに成功したよ」と自信をのぞかせている。
また、主人公アリス役でアンダーソン監督の妻であるジョボビッチも、渋谷は「毎日でも遊びに行きたい」と語るお気に入りの場所。来日した際には必ず母親やアンダーソン監督と一緒に109でショッピングを楽しんでいるという。そんなジョボビッチのナレーションにより、「世界の終焉(しゅうえん)は東京から始まった」と語られ、渋谷を爆心地とした大爆発に飲み込まれる東京の街、その爆発を逃れるように東京タワーの横を飛び去るヘリコプターの姿などが次々と映し出される。
そして、今回の予告編でストーリーの一部も判明。ウィルス感染が拡大した世界で、残されたわずかな生存者たちが、安全が保証されるという船「アルカディア号」を目指す。アリスは、何万ものアンデッドに囲まれたロサンゼルスの刑務所にたどり着き、そこにいた生存者たちとともに脱出を試みるというものだ。
ほか、シリーズ3作目でアリスと共闘したクレア(アリ・ラーター)の胸に赤い石のようなものが埋め込まれている場面や、クリス(ウェントワース・ミラー)とクレアの兄妹が等身大のカプセルのようなものに閉じ込められている場面など、これまで見られなかったシーンが満載になっている。
「バイオハザードIV アフターライフ」は、9月10日から全国で公開。