メル・ギブソンにDV疑惑 元恋人を歯が折れるほど殴打?
2010年6月29日 11:35
[映画.com ニュース] 4月中旬に破局したメル・ギブソンと元恋人のロシア人歌手オクサナ・グリゴリエバの法廷における泥仕合が続くなか、ギブソンのDV疑惑が新たに浮上した。米TMZ.comによれば、1月6日にふたりが口論になった際、ギブソンがグリゴリエバの顔を2回殴打し、彼女の歯が折れたという。
グリゴリエバは2009年11月、ギブソンとの間に女児ルシアを出産した。グリゴリエバの関係者は、「彼女はギブソンから殴られたとき、子どもを守ろうとしていた」と語り、ギブソンがたびたび彼女に暴力を振るっていたことを明かした。一方、ギブソンの関係者はグリゴリエバへの暴力は一切ないと否定している。
米RaderOnlineによれば、ギブソンとグリゴリエバは双方が接近禁止命令を発令されており、ルシアの養育権と面会についても法廷で争っている。グリゴリエバは「私はクレジットカードで生活しており、借金もしている。彼(ギブソン)は一銭も払ってくれない」と嘆き、「私について嘘ばかり報道されている。品位を保って物事を解決し、娘の父親に対しても敬意を表したいのに、彼がしていることは残酷です」と訴えている。
ギブソンは、グリゴリエバとの交際がきっかけで09年4月に前妻ロビンと離婚した。