唐沢寿明、映画「太平洋の奇跡」で気合のスキンヘッド
2010年6月29日 06:02

[映画.com ニュース] 俳優の唐沢寿明が、竹野内豊の主演最新作「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」に堀内今朝松一等兵役として出演していることがわかった。日米開戦70年特別企画として映画化される同作で、サイパン島での戦いに際し米軍から“サイパンタイガー”と呼ばれて恐れられた実在の人物を演じるにあたり、スキンヘッドにして撮影地・タイ王国のラヨン入りした。
フジテレビ系ドラマ「不毛地帯」で、元エリート軍人ながらも戦後、商社で石油発掘などの成果を残していった壱岐正を演じた唐沢。同作の撮了とともに鳥ささみを中心とした食生活をおくり、本格的な筋肉トレーニングで不屈の肉体を手に入れた。そして、元ヤクザの軍人という役どころに臨むにあたり、唐沢自らの提案で上半身(胸、腕、背)に入れ墨をほどこした。
撮影ごとに約6時間の入れ墨の準備が必要だという唐沢は、「ハワイロケがふんだんにあるっていうからOKしたのに、来てみたらタイだった。虫に頭をよく刺されるんですよ。微妙に頭の形が変わっていくのも楽しんでいただきたい」とジョークを展開。スキンヘッドは、タイ入りする前に剃りあげたそうだが「家に帰っても気づいてくれず、110番されそうになった」と笑う。
唐沢は、タイ入りしてからも積極的に腕立て伏せなどで体調管理を続け、エキストラにもプロテインの差し入れをしているという。堀内一等兵について、「オレの役は分かりやすいですよ。『やるからには勝つしかない!』と思って戦っている。感情の機微とかもないし、相手を見たら誰であろうとぶちのめす。それでいて、日本人に対しては特有の愛情を持っているんです」と真しに話した。
日本テレビの飯沼伸之プロデューサーは、起用理由について「ここ数年、主演が続いていて『むちゃくちゃ出来る役がやりたい』と言っていると小耳に挟んだのがきっかけ。今回の役にひとつだけあったのでオファーしたところ快諾してくれました」と説明。これまでに「20世紀少年」シリーズでタッグを組んだ経験があるだけに、全幅の信頼を寄せている。役づくりについても、「米軍の間で懸賞金がかけられていたのは、(竹野内扮する)大場と堀内くらい。入れ墨はイメージしていたけれど、スキンヘッドはまったく予想していなかった」と舌を巻く。
主演の竹野内ほか、井上真央、山田孝之、岡田義徳、ベンガルらが共演。
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」は、11年2月から全国で公開。
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