中谷美紀「アンパンマン」デビューに子持ち友人も大喜び
2010年6月2日 14:23
[映画.com ニュース] 女優の中谷美紀が6月2日、人気アニメの劇場版第22作「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」に声優として出演することになり、都内のスタジオでアフレコを行った。
中谷は、これまでにドールムービー「STRINGS 愛と絆の旅路」(2007)で声優経験はあるが、アニメの声を務めるのは初めて。ヤミの女王ブラックノーズに育てられたカーナを担当し、みんなから“楽しい気持ち”を奪うためにアンパンマンワールドへ向かうが、アンパンマンと出会うことで「みんなと楽しく歌いたい」と思うようになるという役どころだ。
「ゼロの焦点」や「スイートリトルライズ」など重厚な作品が続いたため、「アンパンマンのお仕事とうかがって、台本を読んでもいないのにすぐにやらせていただきたいと思いました。ヘビーな役を演じると、家に帰ってもグッタリ疲れてしまうので……」とニッコリ。「アンパンマンのマーチ」を口ずさみリラックスして臨んだアフレコでは、アンパンマンが自らの顔からちぎったアンパンを手渡されたカーナが、しみじみと味わう場面などを収録した。
撮影前には戸田恵子らが収録するスタジオを見学したそうで、「ずっと同じ顔ぶれでやられてきた方々が、童心に帰って無邪気に演じられている姿に感動したし、うれしくなってしまいました。私も歌は得意ではないけれど、劇場では子どもたちに負けないくらい大きな声でみんなと合唱したい」と待ちきれない様子。子育てをしている友人に報告したそうで、「すごく喜んでくれて、子どもたちを映画館デビューさせようかって言ってくれています。全国のママさんたちも、いかがですか?」と笑顔でアピールしていた。
「それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌」は東京テアトルとメディアボックスの共同配給で、7月10日から全国で公開。