タランティーノ監督作「ジャッキー・ブラウン」の前章製作へ
2010年5月25日 18:06

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督作「ジャッキー・ブラウン」(1997)のプリクエル(前章)を製作する企画があることが分かった。ただし、タランティーノ監督は関与しない。
同作は、タランティーノ監督が自身のアイドルだったパム・グリアーを主演に迎えて撮った犯罪ドラマ。エルモア・レナードの小説「ラム・パンチ」が下敷きになっているが、今回の前章は同小説の前編にあたると言われる同じレナード作「ザ・スイッチ」を脚色するもの。米映画サイトJoBloによれば、脚本を手がけたダン・シェクターは、すでにタランティーノ監督の承諾を得ているという。
前章では、オリジナル版でサミュエル・L・ジャクソンが演じたオデールと、ロバート・デ・ニーロ扮するルイスの若き日が描かれ、刑務所内で出会ったふたりが、出所後に裕福な不動産業者の夫人を誘拐するというストーリーが展開される。なお、現時点では監督やキャストは未定。
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