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「龍馬伝」で話題の美人書家、シャマラン監督作とコラボ

2010年5月24日 11:59

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書の力で映画の大ヒットを願う
書の力で映画の大ヒットを願う

[映画.com ニュース] NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字を手がけた美人書家・紫舟(ししゅう)と、M・ナイト・シャマラン監督の最新作となる3D映画「エアベンダー」のコラボレーションが実現した。

同作は、「シックス・センス」「サイン」などのサスペンスで知られるシャマラン監督が、初めて挑んだアクションアドベンチャー大作。「気」「水」「」「火」の4つの王国が争う世界で、「気の王国」最後の能力者(ベンダー)の少年アンが戦いに挑む姿を描く。

紫舟は日本人の女性書道家で、「龍馬伝」の題字のほか過去に浜崎あゆみのミュージックフィルム「月に沈む」なども手がけている。日本の伝統的な書を、世界に通用する「意思を表現する」手段として、いずれはハリウッド映画の題字を手がけることを目指しているという。今回はそんな紫舟の思いと、アジアを代表する書家の力を借りたい配給会社の思惑が合致し、コラボレーションが実現した。

作中の重要な要素であるエレメント(元素)「気」「水」「」「火」の4字を書き上げた紫舟。「大きな宿命を背負う選ばれし者を描いた『エアベンダー』。誰もが宿命を持っていて、そしてはじめは無力です。しかし、そこから逃げず立ち向かった者には、希望の光がさしこみます。思いを込めて書きあげた4つのエレメント、ベンダーのパワーがみなさんの力となることを願いながら」とコメントを寄せている。

紫舟による書は、5月29日発売の特別鑑賞券の特典「パワー扇子」や、劇場予告編、チラシ、TVスポットなどに使用される。

エアベンダー」はパラマウント配給で、7月17日から全国で公開。


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