米映画チケット平均価格、8%上昇でも730円
2010年5月19日 11:33

[映画.com ニュース] 米劇場所有者協会(NATO)の調査で、2010年第1四半期(1月から3月)の映画チケットの平均価格が、昨年同時期の7ドル35セントから8%アップし、7ドル95セントとなったことが分かった。
平均値を上げたのは、通常よりも割高になる「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド」といった3D作品。それに比例するように、第1四半期の米興行成績トップは「アバター」の4億5750万ドル、2位は「アリス・イン・ワンダーランド」の2億9950万ドルとなっている。
上昇したとはいえ、7ドル95セント(約730円)が、日本の映画チケットに比べてはるかに安いことに変わりはない。NATOのメディア&リサーチ部門ディレクター、パトリック・コーコランは「平均価格の上昇は、明らかに3D上映の影響によるものです。しかし、それでも映画はアメリカで最も安価なエンタテインメントのひとつなのです」と語っている。
NATOは同調査を2001年から四半期ごとに行っており、子ども用チケットから高額なチケットまで、すべての種類から平均を割り出しているという。アメリカの映画チケット価格は過去数年にわたり上昇を続けているが、物価の上昇に換算すれば今年の価格は1967年とほぼ変化がないという。

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