ジェイク・ギレンホール「ブートキャンプ状態」で訓練に励んだメイキング映像
2010年5月17日 16:53
[映画.com ニュース] ジェリー・ブラッカイマー製作、ジェイク・ギレンホール主演「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」のメイキング映像を独占入手した。
同作は、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを大ヒットに導いたブラッカイマーが、新たに手がけるアクションアドベンチャー大作。古代ペルシアを舞台に、父親である国王殺しの罪を着せられた王子ダスタン(ギレンホール)が、時間を巻き戻すことができる「時間の砂」を手に真犯人を追い求める姿を描く。
メイキング映像は、映画の本編映像を交えながら、ブラッカイマー、ギレンホール、共演のジェマ・アータートン、マイク・ニューウェル監督らが、アクションやスタントについて語る内容だ。
主演のギレンホールは、これまで「ブロークバック・マウンテン」「ドニー・ダーコ」など、繊細な青年を演じることに定評があった。しかし、「壮大なアクションアドベンチャー映画を見るのが大好きだったし、インディ・ジョーンズやエロール・フリンのロビン・フッドのようなキャラクターになることが、小さいころからの夢だった」と語り、新境地開拓に躊躇(ちゅうちょ)はなかった。役づくりのためき並々ならぬ覚悟で6カ月間にわたるトレーニングを敢行。その様子を「ブートキャンプ状態だった」と振り返った。映像のなかでも鍛えられた肉体を披露しつつ、訓練にはげむ姿や自らスタントをこなしている撮影場面が映し出されている。
同作のアクションで特徴的なのが、フランス発祥の「パルクール」。道具を使わずに障害物を軽々と飛び越えていくもので、映画「YAMAKASI」や「K-20 怪人二十面相・伝」などでも取り入れられている。ギレンホールは通常のトレーニングと並行してパルクールの考案者デビッド・ベルから特訓を受け、「最高のアクションを見せるよ」と自信たっぷりに語っている。
「プリンス・オブ・ペルシャ 時間の砂」はウォルト・ディズニー配給で、5月28日から全国で公開。
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