島谷ひとみ4年連続「赤毛のアン」に意欲新た
2010年4月20日 16:23

[映画.com ニュース] エステーが主催する“2万人の鼓動TOURSミュージカル「赤毛のアン」”の制作発表会が4月20日、東京・赤坂のサントリーホールで行われ、4年連続で主人公アン・シャーリーを演じることになった歌手の島谷ひとみが意気込みを語った。
エステーが1998年から主催するオリジナルミュージカルで、今年が13回目。日本でのミュージカル文化浸透を目指し、01年からは毎年、出演者を全国7都市でオーディションし、現在ではミュージカル俳優を志す若手の登竜門として定着したほか、オーディションで選ばれた一般市民がプロの役者と同じステージに立てる機会としても注目を浴びる。
主演を務める島谷は「20代最後に立つステージで、身が引き締まる思い。出合えて良かったと思える素敵な舞台」。赤毛のアン役もこれで4年目だが、「お客さまのほとんどは初めてお会いする人ばかり。初心に戻って、さらに自分に何ができるか考えている」と決意を新たに。アンのトレードマークである三つ編みは「(ヘアメイクではなく)自分でやっている。験担ぎではないが、アンの気持ちに切り替えることができる」と語った。
今年は8月15日の札幌を皮切りに、同25日の東京まで全国8都市で公演。全国を縦断するツアーを前に、「健康管理が一番。夏ですが、冷房は入れないようにする」と語る一方、「楽しみはやっぱり(ご当地の)食べ物ですね」とニッコリ。また、「全国でお会いする皆さんのキラキラした“瞳”に勇気づけられる。ぜひ一体感を感じたい」と抱負を語った。この日はオーディションで選ばれたアンの親友の妹ミニーメイ役の井坂泉月(11歳)がお披露目された。
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