劇場版「SP」2部作で全ぼう解明 岡田准一は手ごたえ十分
2010年4月19日 14:56

[映画.com ニュース] 「V6」の岡田准一主演で人気を博した深夜ドラマを映画化する「SP THE MOTION PICTURE」の製作会見が4月19日、東京・日比谷の帝国ホテルで行なわれ、2部作で公開されることが発表された。10月30日公開の「野望篇」と2011年春公開の「革命篇」で、それぞれ独立した構成ながらも、ドラマ版のラストで残されたナゾを解き明かしていく。
会見には、主演の岡田をはじめ共演の堤真一、真木よう子、松尾諭、神尾佑、VFXプロデューサーのロバート・スコタック、フジテレビの亀山千広常務が結集。約8カ月間にわたる撮影を終えた岡田は、「みんなで一緒にチャレンジ、戦っているという感覚が強く感じられる現場だった。映画化が決まってからずっと『SP』のことを考えてきたし、スケジュール調整も『SP』ありきだった」と話し、自信のほどをうかがわせた。
VFXを手がけたスコタックは、「エイリアン2」「ターミネーター2」でアカデミー賞視覚効果部門を2度制している。だからこそ、スタントなしで撮影に挑んだ岡田の姿勢について「ハリウッドはスタントマンが担当することが多いので、岡田さんが自らこなしたのは普通じゃないし、素晴らしいと感じた」と敬意を表した。比較のしようがないと言いながらも、「自らスタントをこなしたということでは、シガニー・ウィーバーを彷彿(ほうふつ)とさせたね」と真しに語った。

「SP」は、警視庁警護課第4係所属の井上薫が、一瞬で物事を映像として記憶する「フォトグラフィック・メモリー」などの特殊能力と、武術・格闘技などで鍛えた肉体を駆使して、要人警護にまい進する姿を描いた。劇場版2部作では、新たにぼっ発する国家的大規模テロにより、SPたちが極限の緊張状態に追い込まれながらも陰謀を解明しようと奔走する。
フジテレビ系で放送されたドラマ版は、直木賞作家・金城一紀の原案・脚本によるオリジナル企画が話題を呼び、平均視聴率15.4%という深夜ドラマ史上歴代1位の高視聴率を記録。それだけに、共演陣の呼吸もぴったりで、堤は「岡田くんの顔を久しぶりに見たら、(役名の)井上じゃなくなっている。こいつ、たいした役者だなあと思うけれど、ちょっとふ抜けた顔を見て安心した」と笑わせた。

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