入来茉里&田中あさみ「海の金魚」であわや一大事の撮影を乗り切る
2010年4月9日 16:13

[映画.com ニュース] 鹿児島の海とヨットを愛する女の子“うみガール”たちの友情や冒険を描く「海の金魚」に主演の入来茉里と田中あさみが、楽しくも過酷だった撮影や、女優としての成長について語った。
同作は、鹿児島の錦江湾で毎年行われている「鹿児島カップ火山めぐりヨットレース」に参加する高校生たちの姿を、ダイナミックなヨットレースの迫力とともに描き出す青春映画。入来と田中は、互いにトラウマを抱えながらも、ヨットレースを通してたくましく成長していく女子高生を演じた。
入来は、地元・鹿児島での撮影を「自分が知らなかった鹿児島の魅力に改めて触れてうれしかった」と満喫した様子。田中は、長期ロケの感想を「ヨットなど初めてのことが多くて、今回の映画で一歩成長しました」と振り返った。2人は休憩中もそれぞれの役名で呼び合うほど仲が良くなり、入来は「アドリブも生まれて、作品にとっても良かったと思います」と培ったチームワークがプラスに作用したことを明かした。
しかし、撮影は楽しいことばかりではなく、あわや大惨事になりかねない危険な出来事もあった。「事故がありました。ヨットの帆(メインセール)を支える棒状のブームが強風で動いて、カメラマンさんが跳ね飛ばされて海に落ちてしまいました……」(田中)、「練習時からブームは危ないと言われていました。直撃すると、頭蓋骨が割れてしまうそうです。皆で叫びました」(入来)。幸い一大事には至らず、田中は「マンガみたいに飛ばされて、スローモーションみたいに海に落ちていって……。呆然としながらもすごいって思ってしまいました」と話し、今では笑い話のように話せるようになったという。
大海原での撮影を乗り切った2人には、女優として今後もさまざまな“荒波”が待ち受けているはず。入来は、「確かに毎日がアドベンチャーですね(笑)。不安もあるけれど、ワクワクのほうが大きいかな。自分で進もうと思わないと、進まないところも一緒ですね」と女優業への意欲をみなぎらせた。田中も、「この仕事は、太平洋の真ん中にポツンといるような感じ。どこを見ても真っすぐな地平線で、どこに進めばいいのか分からない。だから、がむしゃらに進んでいる感じがします。遭難した船みたいです(笑)」と不安を吐露しつつも、「荒波が来たら力技で抜けます!」と力強く話した。
「海の金魚」はティ・ジョイ配給で、4月10日から公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

パディントン 消えた黄金郷の秘密
【“最高&最幸”の一作】ありがとう、そして…さようなら!? 感涙の結末は絶対に映画館で…!
提供:キノフィルムズ

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】ドキドキ!パニック映画祭! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12