“大型新人”ガボリー・シディベ初来日 女優継続を宣言
2010年4月5日 19:46

[映画.com ニュース] 今年の第82回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた新進女優ガボリー・シディベが4月5日、東京・シネマート六本木で行われたプレミア試写会の舞台挨拶に立った。
1987年のニューヨーク・ハーレムを舞台に、両親の虐待を受けながら生きる黒人少女プレシャス(シディベ)が、フリースクールでの学びを通して、人生の希望を見出す姿を描く。サファイアの小説「プッシュ」を、「チョコレート」で製作を務めたリー・ダニエルズが映画化した同作は、2009年のサンダンス映画祭でグランプリ、第82回アカデミー賞で助演女優賞と脚色賞を受賞した。
シティベは、演技未経験ながら主演に抜てきされ、オスカー候補にまで名を連ねる飛躍ぶり。「友人に誘われて気まぐれでオーディションを受けた。月曜日にオーディション、水曜日には起用が決まったの」と“シンデレラストーリー”を振り返った。演技のことはまったく知らなかったと語る一方で、「でも難しいとは思わなかった」語り、今後は「コメディやホラー、スーパーヒーローも演じたい。とにかく今は、演技を続けることが私にとっての目標」と女優継続を宣言した。
アカデミー賞授賞式も緊張はまったくなかったといい、「受賞できるか、できないか……それだけのことよ。もちろん候補に挙がったことは誇りだし、とてもハッピー。この映画に参加してからの2年間の集大成として光栄な夜だった」。来日中は「原宿に行ってみたい。それにコンビニで買い物もしたい」と素顔をのぞかせ、桜の花束をプレゼントされると満面の笑みを浮かべていた。
「プレシャス」はファントム・フィルム配給で、4月24日から全国で公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント