「愛を読むひと」スティーブン・ダルドリー監督の次回作は、9・11小説の映画化
2010年4月2日 17:16

[映画.com ニュース] 「めぐりあう時間たち」「愛を読むひと」など、文芸作品の映画化に定評のあるスティーブン・ダルドリー監督の次回作が、やはりベストセラー小説を原作としたものになることが分かった。
米ハリウッド・レポーター誌によると、ダルドリー監督が次回作に選んだのは、米文学界で話題の若手作家ジョナサン・サフラン・フォアが05年に発表した長編第2作「Extremely Loud and Incredibly Close」。9・11同時多発テロで父親を失った9歳の少年オスカーが、父親が遺した謎の鍵に合う錠を探してニューヨークの街をさまようというストーリーだ。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の脚本家エリック・ロスが脚色にあたり、「めぐりあう時間たち」でもダルドリー監督と組んだ名プロデューサー、スコット・ルーディンがプロデュースを務める。
ちなみに、フォアの02年のデビュー小説「エブリシング・イズ・イルミネイテッド」は、リーブ・シュライバー監督、イライジャ・ウッド主演で「僕の大事なコレクション」(05)として映画化された。
2000年の長編監督デビュー作「リトル・ダンサー」から10年間で3本しか作っていない寡作のダルドリー監督だが、「めぐりあう時間たち」(02)ではニコール・キッドマンに、「愛を読むひと」(08)ではケイト・ウィンスレットにアカデミー主演女優賞をもたらし、自身も3作品すべて監督賞の候補になっていることから、本作にも期待は高まる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント