水嶋ヒロ「BECK」原作者&ファンへの「リスペクト忘れていない」
2010年3月30日 15:32

[映画.com ニュース] ハロルド作石の大ヒット音楽漫画を実写映画化する「BECK」の製作報告会見が3月30日、東京・渋谷AXで行われ、主演の水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、中村蒼、向井理、忽那汐里、堤幸彦監督が結集した。
原作が累計発行部数1500万部を突破した同作は、水嶋扮するニューヨーク帰りの天才ギタリスト・南竜介を中心にした5人組のバンド「BECK」が、個性的なメンバーの成長とともに、挫折と成功を繰り返しながらひたむきに突き進む姿を描く。
メガホンをとった堤監督は、「僕は今54歳ですが、中学生のころからロック漬けだった。色々な仕事を経て、こうやってロックがテーマの作品を撮れて奇跡です」と感無量の面持ち。そして、「この映画の一番の見どころは、世代を超えてロックを楽しんでもらえること。ロックに10代も20代もない。撮り終えてまだ試行錯誤しているが、公開日には完璧なものをお見せします」と決意をのぞかせた。

天才的なギタリスト・竜介に扮した水嶋は、「かなりプレッシャーがあった。練習期間があまりなかったのですが、家で睡眠時間を削りながら取り組んだ。それくらいやらないと竜介にはなれないと思いましたから」と真摯(しんし)な姿勢をのぞかせた。これには堤監督が「完璧でした」と即答。また、桐谷は「生きているだけで奇跡なのに、このメンバーと一緒に『BECK』撮れたことは奇跡ですよ。それに、この場で(カメラマンの)フラッシュを浴びていることも奇跡ですから」と語った。
また、ライブシーンなどを振り返った水嶋は、「僕らの思い、どういう姿勢で臨んだかを作品で見ていただきたい。原作者のハロルド作石さんに対するリスペクトを忘れず、原作ファンのことを常に思いながら取り組みました」と頭を下げた。この挨拶を聞いた堤監督は、再び「完璧です。何でこんなに挨拶が上手なんだろう」と絶賛していた。
「BECK」は松竹配給で、9月4日から全国で公開。
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