「アバター」ブルーレイ&DVD、4月発売に隠された意図とは?
2010年3月25日 15:32
[映画.com ニュース] ジェームズ・キャメロン監督最新作「アバター」のブルーレイ&DVDが4月22日(日本では23日)に発売されることが発表された。世界興行収入歴代1位の記録を打ち立てる大ヒット作で、全米や日本でもいまだ興行ランキングトップ10に名を連ねているなか、公開からわずか4カ月でのスピード発売。3月23日(現地時間)、キャメロン監督が米ロサンゼルスで発売発表会見を行い、ブルーレイ&DVDについて真相を語った。
映画の記録的大ヒットについて、「とてもいい気分だよ(笑)。もちろん予想していなかったことだ。フィルムメーカーにとって、アメリカ国内の観客だけじゃなく、まったく違った言語を話す世界中の観客に映画を通じてつながることができるということは、なによりの喜びだ」と謙虚な姿勢。現在も上映が続くなか、4月にソフト化することについて「いつ出すかということに関しては、とても慎重に戦略を練った。いま映画館で上映しているしね。ただ、“アース・デイ”(4月22日の地球環境について考える日)に合わせて発売したかったから、どちらにしてもその日に発売する意向だった」と説明した。さらに、「その日に発売することで、この映画の持つ環境問題についてのメッセージを伝えたかった。そういう意味で、このタイミングは完璧だったと思っている」と強調した。
会見には世界20カ国から100人近いジャーナリストが集まり、ブルーレイによる「アバター」の上映も行われた。キャメロン監督は、ブルーレイ、DVD化にあたりマスターディスクの色補正などにも自ら携わったといい「ブルーレイの映像画質は驚くほど素晴らしい。『アバター』の質が落ちないようにすごく気をつけて、映画公開時に色補正を担当したスタッフに、DVDとブルーレイのマスタリングの仕事も担当してもらった。彼と僕で一緒に作業をして、夜のシーンや、紫や青、赤の微妙な色合いがすべてそのまま楽しめるようにした」と胸を張った。そして、「色や映像のダイナミックな幅など、すべてが最高だ。ある意味、劇場で見るよりもよりきれいに見えるように思う」
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