ゲイ擁護団体GLAADメディア賞、ドラマ部門に「ブラザーズ&シスターズ」
2010年3月16日 11:29

[映画.com ニュース] 同性愛者擁護団体GLAAD(Gay & Lesbian Alliance Against Defamation: 中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)が主催する第21回GLAADメディア賞の一部部門の受賞者が、3月13日にニューヨークで行われた授賞式で発表された。TV部門の最優秀ドラマシリーズ賞に、米ABCのファミリードラマ「ブラザーズ&シスターズ」が選ばれた。
GLAADメディア賞は、映画、TV、音楽、演劇、ジャーナリズムなどの各分野における「LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)コミュニティに関する優れたイメージ」に対して授与されるもの。最優秀ドラマシリーズ賞を受賞した「ブラザーズ&シスターズ」は、キャリスタ・フロックハート、サリー・フィールド主演でロサンゼルスに暮らすウォーカー家の兄弟姉妹を描いた作品で、ゲイの次男坊ケビンとパートナーのスコッティの物語が重要な要素となっている。
ほかには、同性愛者であることを公言している「セックス・アンド・ザ・シティ」のミランダ役で知られる女優シンシア・ニクソンが、同性愛者の平等な権利のために貢献した著名人に贈られる「ビト・ルッソ」賞を受賞した。
なお、GLAADメディア賞の長編映画(拡大公開)部門の結果は、4月17日にロサンゼルスで行われる授賞式で発表される見込み。同部門には、第82回アカデミー賞2冠に輝いた「プレシャス」、主人公のゲイ男性を演じたコリン・ファースが英アカデミー主演男優賞を受賞したトム・フォード初監督作「シングル・マン」、ポール・ラッド主演「40男のバージンロード」、アン・リー監督最新作「Taking Woodstock」、ロバート・デ・ニーロ主演「エブリバディーズ・ファイン(原題)」の5作品がノミネートされている。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー