ハリウッドに続け!ニュージーランド首都に「ウェリウッドサイン」建設
2010年3月12日 11:36

[映画.com ニュース] ニュージーランドの首都ウェリントンが、映画の都「ウェリウッド(Wellywood)」になる。ウェリントン・ミラマー半島の丘に、ロサンゼルスのハリウッドサインをモデルにし、Wellywoodの文字を配する「ウェリウッドサイン」が建設されることが分かった。
ウェリントンには、「アバター」や「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのメインVFX(視覚効果)スタジオであるウェタ・デジタルなど、ニュージーランドの映画業界を代表する会社が集まっているため、これまでも「ウェリウッド」という言葉は非公式に使われてきた。インド映画産業の中心地ムンバイの、旧称「ボンベイ」の頭文字Bをとった「ボリウッド」という名称はすっかり定着したが、ニュージーランドもこれに続き、映画都市ウェリントンのイメージを確立したいところだろう。
ウェリウッドサインの高さは約3.7メートル、幅は約27.5メートルで、高さ13.7メートルあるハリウッドサインと比べるとかなり控えめ。
ウェタ・デジタルの創設者ピーター・ジャクソン監督は、地元紙ザ・ドミニオン・ポストに、ウェリウッドサインは「最高のユーモアだね」とジョークを飛ばした。それでも、「ロード・オブ・ザ・リング」や「アバター」を引き合いに出し、「そう言ってからかう裏側には本物のプライドがあるんだ。あのサインから1マイルに満たない場所で『ミドルアース(中つ国)』や『パンドラ』が生まれたんだからね」と真剣に語った。
地元住民からは反対の声も上がっており、オンラインの統計では「ダサい」「サインの文字はただWellington(ウェリントン)だけでいい」という意見も多い。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント