クリント・イーストウッド監督、フーバー初代FBI長官の伝記映画に着手
2010年3月12日 17:57

[映画.com ニュース] クリント・イーストウッド監督が、米連邦捜査局(FBI)の初代長官として50年にわたって権勢をふるったJ・エドガー・フーバーの伝記映画プロジェクトに着手したことが分かった。
米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、イーストウッド監督と、ロン・ハワードとブライアン・グレーザーのイマジン・エンターテインメントが共同で製作にあたる。「ミルク」でアカデミー脚本賞に輝いたダスティン・ランス・ブラックが脚本を手がけた。
「影の大統領」と称されたフーバーは、強大な捜査機関としてのFBIの基礎を固めたことで評価される一方で、その権限を利用して政治活動家を迫害したり、大統領を含む政府高官に関する極秘情報を不法に収集、それをネタに恐喝を行ったとして非難された。また、フーバーに関する評伝の多くが、彼が同性愛者で女装癖があったと主張しているが、ゲイをカミングアウトしているブラックが今回の脚本を手がけることで、そのあたりにも焦点が当てられるかもしれない。フーバーは72年に77歳で死去するまで生涯独身だった。
イーストウッド監督は現在、マット・デイモン主演のスーパーナチュラルスリラー「Hereafter」のポストプロダクション中だが、フーバー伝記映画企画はその次の監督作になるものと見られている。
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