仲間&阿部主演「TRICK」主題歌は堤監督絶賛の新人歌手抜てき
2010年3月6日 05:15

[映画.com ニュース] 新人シンガーソングライターの熊谷育美が、仲間由紀恵と阿部寛の主演映画「劇場版TRICK/霊能力者バトルロイヤル」の主題歌に大抜てきされた。昨年11月にメジャーデビューしたばかりの熊谷が10代のころに作った「月恋歌」で、幻想的な歌詞と透明感のある歌声が、堤幸彦監督を「この曲しかないと思った。3秒で分かった」と即決させた。
仲間と阿部の“迷”コンビが人気の「TRICK」シリーズが、テレビ朝日系の深夜ドラマとして放送がスタート以降、4年ぶりに復活する劇場版第3弾。「TRICK大感謝祭」と題した10周年企画が進むなか、その中核をなす同作は、絶大な力をもつ霊能力者が死去した村を舞台に最強の霊能力者を選ぶバトルロイヤルに、仲間扮する山田奈緒子と阿部演じる上田次郎が巻き込まれていく姿を描く。
宮城・気仙沼出身の熊谷は、歌手を志して17歳で高校を中退して上京するが、1年を待たずに挫折。それでも、最後に応募したオーディションで花鳥風月を愛でる文学的感性が、プロデューサーの土屋望氏の目に留まりデビューへとこぎ着けた。

熊谷は、今回の抜てきを「呼吸が止まるほどビックリしました。そして涙があふれ出しました。ココロよりもカラダが反応した感じです」と振り返る。楽曲については、「私にとって“月”は神聖なものです。だから大事なことは月明かりの下で、という思いが常にあります。『月が見てくれている』という安心感かな」。尊敬する鬼束ちひろを一躍有名にした「月光」も、同作の主題歌だった。その後を引き継ぐことに「言葉にならないほどの強い運命を感じます。今は光栄よりも緊張、喜びよりも怖さが勝っている感じです」と気を引き締めている。
「月恋歌」は5月5日発売。
「劇場版TRICK/霊能力者バトルロイヤル」は東宝配給で、5月8日から全国で公開。
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