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市原隼人、「猿ロック」は真っ直ぐでピュアな「子ども」と笑顔

2010年2月27日 13:59

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サルはピーターパン?
サルはピーターパン?

[映画.com ニュース] 市原隼人主演で天才鍵師の活躍を描く人気ドラマを映画化した「猿ロック THE MOVIE」が2月27日、全国250スクリーンで公開。市原ほか共演の比嘉愛未小西真奈美前田哲監督らは東京・新宿バルト9で行われた初日舞台挨拶に立った。

同作は、ナゾの美女マユミ(比嘉)から依頼された金庫を開け、そこに保管されていたトランクをめぐって警察やヤクザに追われる羽目になるサル(市原)の奮闘を描く。市原は、撮影を振り返り「ライブ感、疾走感があるシーンも、みんなと会話するというよりも、芝居をしたという感じだった。みんなが土台になって、いい映画を作ろうっていう雰囲気があった」と現場の熱を感じさせるコメント。TVドラマ版から演出を手がけてきた前田監督も、「アクションを売りにしているけど、俳優たちの命を張った芝居をみてほしい。TVドラマから1年以上かかわってきたけど、こういう形で届けられることがうれしい」と語った。

また、登壇者一同は、この映画を一言で表す言葉をそれぞれ発表。市原は、「サルは眼差しが真っ直ぐでピュアで、周りにどうこう言われようと自分が思ったものを信じて目の前のものを感じるから」という理由で「子ども」と表現し、「映画も自分も大人にならないです(笑)」とイタズラっぽい笑顔で話した。また、「信じる」と掲げた比嘉は、「人を信じることの大切さをサルから教わるんじゃないか」。小西は、「ギリギリのライン」というもので、「どこまでが正義か悪かを追い求めるところも描かれるが、一概に答えは出ないところが人の心の大事な要素でもあると思う」と話した。

舞台挨拶にはこのほか、高岡蒼甫、芦名星渡部豪太が登壇した。

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