米版「女性の品格」映画プロジェクトが進行中
2010年2月26日 11:31

[映画.com ニュース] ハリウッドの各スタジオは、認知度が高く、すでに多くの固定ファンを持つブランドにもとづいた映画作りに躍起になっている。初めからある程度の観客動員を見込め、興行成績のリスクを軽減するためだ。
人気コミックの実写化はもちろん、玩具シリーズ(「G.I.ジョー」など)、ファッションブランド(「ココ・アヴァン・シャネル」など)に関する作品から、最近ではベストセラーの妊娠ガイドブック「すべてがわかる妊娠と出産の本」(ハイディ・マーコフ著)の映画化プロジェクトまで、あらゆるジャンルからヒントを得てストーリーを生み出そうとしている。
そんななか、ワーナー・ブラザースは、礼儀作法の権威として知られる米女性作家エミリー・ポストをモデルとしたプロジェクトを進めている。ポストの大ベストセラー「エチケット」を中心に、その他の著書、講演、エチケット指導などをもとにしたロマンチックコメディになるといい、タイトルは未定。
1922年に出版され、今日まで重版され続けている「エチケット」は、マナー指南書のスタンダードとなっている、いわば米版「女性の品格」だ。
映画版は、ワーナーが「男女が逆になった『マイ・フェア・レディ』」と表現しているように、礼儀作法の女性コーチが、洗練されていない男性を本当の紳士に変身させる物語となる。
製作側は、すでにポストの遺族の承諾や、資料などを管理しているエミリー・ポスト・インスティテュートの協力を取り付け、今後、スタッフやキャストの人選に入るという。
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