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ユーミン「RAILWAYS」で6年ぶり映画主題歌書き下ろし

2010年2月5日 06:01

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世代を問わず愛され続けるユーミン
世代を問わず愛され続けるユーミン

[映画.com ニュース] 松任谷由美が、中井貴一の主演映画「RAILWAYS/49歳で電車の運転士になった男の物語」のために、主題歌「ダンスのように抱き寄せたい」を書き下ろしていることが分かった。松任谷にとって映画の主題歌を書き下ろすのは、竹内結子主演の「天国の本屋~恋火」に「永遠が見える日」を提供して以来6年ぶりとなる。

同作は、一流企業の要職に就く男が、子どものころにあこがれた電車の運転士になる夢をかなえ、離れかけた家族のきずなを再構築していく姿を描く。製作総指揮を手がける「ROBOT」の阿部秀司は、「主人公と同時代を生き、現在も活躍しているアーティストで幅広い世代に受け入れられている人をと考えて、真っ先に浮かんだのが松任谷由美さんでした」と振り返る。

阿部の気持ちが実現へ向けて動き出したのは、同作のクランクアップ直後に夫の松任谷正隆がDJを務めるラジオ番組に出演したときで、「この映画の話をしたら興味をもってくださった」という。そして、「冷え切った夫婦と父娘の関係を修復したのは、主人公の少年時代に抱いた夢の実現だった。そんな思いやきずなを歌にしてほしい」とオファーした。

公開は5月29日
公開は5月29日
(C)2010「RAILWAYS」製作委員会

松任谷夫妻は、映画の設定や世界観、登場人物の関係性から「2本のレール」をイメージ。そして、その上を走る「列車の音」になぞらえて「ダンス」というキーワードを導き出した。戻れない過去、明日への思いといったものを、「ダンス」や「駅のホーム」などをメタファーとしながら楽曲を完成させた。

同曲は、松任谷が新潟・苗場で30年間続けているライブ「SURF & SNOW in Naeba Vol.30」の初日となる2月4日に初披露された。「魔法の国」をステージテーマにした今回、期間中の全8公演で新曲を演奏する予定だ。また、1981年に行われた1回目の内容を再現する一夜限りのスペシャルライブも2月17日に開催する。

RAILWAYS/49歳で電車の運転士になった男の物語」は松竹配給で、5月29日から全国で公開。

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