宮崎あおい、バンド初体験に「全部出し切った」と完全燃焼
2010年1月28日 20:24

[映画.com ニュース] 宮崎あおいが1月28日、東京・有楽町朝日ホールで行われた主演最新作「ソラニン」の完成披露試写会で、共演の高良健吾、桐谷健太、近藤洋一(サンボマスター)、監督の三木孝浩とともに舞台挨拶に立った。
原作は、浅尾いにおの同名人気コミック。会社を2年で辞めてしまった元OLの芽衣子(宮崎)と、音楽の夢をあきらめきれずにフリーターとしてバンド活動を続けている彼氏の種田(高良)が、将来への不安を抱きながらも支えあって暮らす日々を描いた青春ドラマだ。
宮崎は、「演じているときは、やりたいことが見つからなかったり、やりたいことがあるのに前に進めないという気持ちが分からなかった」と述懐。それでも、「最近、自分がやりたいこと、できること、できないことが見えてきた。それで立ち止まったり、悩むことが多くなって、やっとこの気持ちがよく分かるようになった」と素直な心境を告白し、「それを乗り越えた先に何が待っているんだろうというワクワクのほうが大きい」とニッコリ。そして、「いまは大人になった人も、芽衣子や種田と同じ気持ちになったことあると思うし、いま“ソラニン中”の人も、この映画が壁を乗り越えるきっかけになれば」とPRに努めた。

また、宮崎が劇中で歌とギターに初挑戦しているのも話題で、「歌は苦手で、人前で歌うなんてありえないと思った。すごく迷ったけど、いつまでも逃げていられないので飛び込んだ」と明かした。ライブハウスでの演奏シーンは、「こんなに面白いものなんだと思ったし、気持ちよかった。やり終わった後は全部出し切って、もう1回やりたいとは思わなかった。ちゃんと終われた」と完全燃焼した様子だが、バンドメンバー役でもある登壇者の顔を見渡し、「今日久しぶりにみんなに会って、またギター触りたいなって思いました。全力で楽しかったです」と笑顔をはじけさせた。サンボマスターのベーシストとして音楽活動が本職の近藤も、初めて顔合わせしたリハーサルで「すでに音に個性があった。あおいちゃんのギターのカッティングは男っぽいし、健吾の歌声もいい」と絶賛し、高校時代にバンド経験のある桐谷も「いったなって感じた。音が重なる瞬間がすごく気持ちよかった」と振り返っていた。
「ソラニン」は、アスミック・エース配給で4月3日公開。
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