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仏ヌーベルバーグの長兄、エリック・ロメール監督死去

2010年1月12日 14:16

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日本にもファンの多い仏映画界の巨匠
日本にもファンの多い仏映画界の巨匠
Photo:ロイター/アフロ

[映画.com ニュース] 「緑の光線」「満月の夜」などで知られ、仏ヌーベルバーグの長兄的存在だったフランス映画界の巨匠エリック・ロメール監督が1月11日、パリの病院で死去した。89歳だった。死因は明らかにされていないが、1週間前から入院中だった。

風刺とウィットに富んだみずみずしいタッチで男女のドラマを描き続けたロメール監督は、日本でも80年代のミニシアターブーム以降、アート系の映画監督として特に高い人気を誇っていた。

1920年4月4日、本名ジャン=マリー・モーリス・シェレールとして仏ナンシーに生まれる。教師、小説家を経て1950年代から映画評論を執筆。映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」の創刊に参加し、56年から63年まで同誌の編集長を務めた。その後、「獅子座」(59)で長編映画監督デビュー。ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォージャック・リベットクロード・シャブロルらとともにフランスの映画運動ヌーベルバーグを牽引する存在となった。

代表作に、「コレクションする女」(66)、「モード家の一夜」(68)、「クレールの膝」(70)等の「六つの教訓」シリーズ、25歳で急逝したパスカル・オジェがベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞した「満月の夜」(84)、ベネチア国際映画祭金獅子賞を獲得した「緑の光線」(86)、「春のソナタ」(89)、「冬物語」(92)の「四季の物語」シリーズなど。07年の「我が至上の愛/アストレとセラドン」が遺作となった。

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