横綱・白鵬が夫婦愛に感動！「カールじいさんの空飛ぶ家」鏡開き

［映画.com ニュース］　ピクサーアニメの最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」の大ヒット御礼舞台挨拶が12月22日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、大相撲・横綱の白鵬が出席。同作が「2009年公開作品ナンバーワンの国民的映画」になることを祈願し、鏡開きを行った。

同作は、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家を手放す危機に陥った78歳のカールじいさんが、家に無数の風船を付けて空の旅に出る冒険ファンタジー。日本を含む公開された全67カ国で、興行ランキング初登場第1位という快挙にちなみ、11月の九州場所で年間最多86勝という快挙を打ち立てた白鵬がゲストとして招かれた。

07年に結婚した紗代子夫人と鑑賞した白鵬は、夫婦愛を描いたストーリーに感動しきり。自身とカールじいさんの共通点について「家族を大切にするところ」と語り、紗代子夫人も「そう思います」。夫人へのクリスマスプレゼントについて「稽古稽古で忙しいので、ゆっくり一緒にいてあげることかな」と語ると、紗代子夫人は「欲しい物はたくさんあるんですけど……。頑張ってくれることが一番のプレゼント」と苦笑を浮かべながらも内助の功ぶりを披露した。

今年達成した快挙について、白鵬は「やろうと思ってやれることじゃないので」と謙遜しきり。それでも、夢を叶えようと奮闘するカールじいさんに自らを重ね合わせたのか「いくつになっても夢に向かう大切さを教わった。これからも悔いなく頑張りたい」と初場所での優勝に決意を新たにしていた。