船越英一郎、小さな共演者の成長に驚き&感動
2009年12月19日 15:59

[映画.com ニュース] 幼いオオカミを育てることできずなを深める家族の姿を描く映画「ウルルの森の物語」が12月19日、全国324スクリーンで初日を迎え、主演の船越英一郎、深田恭子、濱口優(よゐこ)、子役の桑代貴明、北村沙羅、長沼誠監督らが東京・TOHOシネマズ有楽座で舞台挨拶を行った。
新潟県中越地震を生き抜いた実在の柴犬の姿に焦点を当てた感動作「マリと子犬の物語」(2007)のスタッフ、キャストが再結集して製作。両親の離婚で、北海道で暮らす父(船越)のもとへやって来た兄妹が、絶滅したはずのエゾオオカミの子どもと出会う。船越は、「マリを越える感動作を作るのは奇跡に近かったが、全身全霊この作品に取り組み、再び奇跡を起こせた」と満足げ。親子役で共演した桑代と北村について、「感受性が豊かで、感性が服を着ているような存在。子どもたちが映画を引っ張ってくれたし、この作品そのものが2人の成長ドキュメンタリー」と小さな共演者を絶賛した。
さらに影の主役といえるオオカミを祖先に持つ犬種「ウルフドッグ」のウルルとの共演に、「本当に頭がいいやつで、とてもお利口。小さな体に大きな心を持っている。今はこんなに大きな体ですけど」と生後7ヶ月で体重約30キロの立派な体格に成長した姿に驚いていた。
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