宮崎あおいが初披露する歌声「ソラニン」作曲はアジカンに
2009年12月4日 05:56

[映画.com ニュース] 宮崎あおいが初めて歌声を披露することでも注目の主演最新作「ソラニン」(三木孝浩監督)で、人気バンドのアジカンこと「ASIAN KUNG-FU GENERATION」が、メインテーマ「ソラニン」の作曲を手がけることが分かった。
「ソラニン」は、浅野いにおの累計60万部を超える同名人気コミックの映画化。仕事に嫌気がさして2年で会社を辞めてしまった元OLの芽衣子(宮崎)と、音楽の夢をあきらめきれずに、フリーターをしながらバンド活動を続けている彼氏の種田(高良健吾)が、将来に不安を抱きながらも、寄り添いあって生きていく姿を描いた青春ドラマだ。
「ソラニン」は劇中で芽衣子と種田がそれぞれ熱唱する場面があり、「2人の想いをつなぐ歌」として重要な位置づけになる1曲。原作で書かれた浅野の歌詞にアジカンが曲をつけ、宮崎が初挑戦したギターとボーカルで歌い上げるシーンは、映画のクライマックスとして大いに盛り上がりそうだ。宮崎は、「ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんが作って下さった『ソラニン』を歌って演奏することができてとてもよい経験になりました。種田が何を思っていたのかが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONさんの『ソラニン』を芽衣子が歌うことで、見て下さる皆さんに届くのではないかと思います」とコメントを発表している。
また、アジカンはかつて、「ソラニン」原作コミックにインスパイアされて作った「ムスタング」という曲を発表しているが、今回は同曲を新たにアレンジした「ムスタング(mix for 芽衣子)」が、映画のエンディングテーマとして起用されることも決定。アジカンのボーカル&ギターの後藤正文は「『ムスタング』は『ソラニン』を読んで、自分の内側から湧き出た叙情を歌にしたものです。『ソラニン』と同時進行の、私なりの思い。反対に、『ソラニン』は作品そのものの中に潜り込んだつもりで旋律を紡ぎました」と、思い入れたっぷりに語っている。
「ソラニン」は2010年4月ロードショー。
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