破格のギャラでハリウッドデビューを果たすウルグアイの新人監督とは?
2009年12月2日 11:33

[映画.com ニュース] ハリウッドでは通常、初めて長編に挑む監督のギャラは25万ドル(約2200万円)前後だが、ウルグアイ人のフィード・アルバレスは、極めて異例の高額ギャラで長編デビューを果たす。「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミ監督の製作会社ゴースト・ハウス・ピクチャーズが、アルバレスによるエイリアンの侵略に関する長編企画のプレゼンを、数百万ドルで獲得した。
いきなりの高額契約になった理由は、アルバレスが監督した、ロボットの攻撃を描く4分48秒の短編映画「Ataque de Panico!」(「パニック・アタック!」)にあった。ウルグアイでテレビCMの監督を務めるアルバレスは、同作を300~500ドルの超低予算で制作したという。
同作がインターネット上に掲載されて間もなく、カニエ・ウェストが自身のブログにリンクを貼ったことがきっかけとなり、それまでウルグアイの広告業界以外ではだれも知らなかったアルバレスのもとに、ハリウッドの大手エージェンシーからの契約オファーが殺到。2週間後に渡米しCAAと契約後、やはり「Ataque de Panico!」に感心したライミとの契約に至った。
同契約により、ゴーストハウスが雇う作家が長編用の脚本を仕上げ、アルバレスが最も尊敬する監督のひとりと公言するライミの指導下で監督を務めることになる。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ

むちゃくちゃすぎておもろい
【この“刺激作”、超オススメ!】“中毒者”爆増中! 世界記録樹立の爆裂ヒット作!!
提供:JCOM株式会社

エグい怖い、そしてむちゃ楽しい――
【超人気ホラー、感動の完結編!!】「ドールハウス」「近畿地方」で戦慄した人、全員集合!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート