ゴッサム・アワード発表。K・ビグロー監督「ハート・ロッカー」が2冠
2009年12月2日 16:52

[映画.com ニュース] 独立系映画の製作に携わる人々を支援するインディペンデント・フィーチャー・プロジェクト(IFP)主催の第19回ゴッサム・インディペンデント・フィルム・アワードの授賞式が11月30日、ニューヨークのチプリアーニ・ウォール・ストリートで開催された。
最優秀作品賞に輝いたのは、キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー(原題)」。イラク戦争を舞台に、米軍の爆発物処理班に所属する兵士たちを描いたアクションドラマだ。今年6月の全米での公開規模は小さいものだったが、高い評価を獲得し、現在、映画評論家によるアカデミー作品賞ノミネート候補予想でもかなり上位に着けている。また、同作はアンサンブル・パフォーマンス賞(ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デビッド・モース、エバンジェリン・リリーらキャスト)も受賞した。
最優秀ドキュメンタリー映画賞は、ロバート・ケナー監督「フード・インク(原題)」。ほかに、ブレイクスルー監督賞に「ビッグ・ファン(原題)」のロバート・シーゲル監督、ブレイクスルー俳優賞に「ザ・メイド(原題)」のカタリーナ・サーベドラが選ばれた。
なお、「ハートブルー」などの作品で知られるビグロー監督はこの日、ナタリー・ポートマン、スタンリー・トゥッチ、英製作会社ワーキング・タイトルのティム・ビーバンとエリック・フェルナーらとともに功労賞も授与されている。
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