「ホビットの冒険」第1部の脚本が完成!ピーター・ジャクソン監督が明言
2009年11月26日 11:32

[映画.com ニュース] 最新作「ラブリーボーン」の英国王室主催プレミアのためにロンドンを訪れたピーター・ジャクソン監督が11月24日、英メディアのインタビューに答えて、製作中の「ザ・ホビット(原題)」の進捗状況について語った。
「ロード・オブ・ザ・リング」のプリクエル(前章)にあたるJ・R・R・トールキン原作「ホビットの冒険」を映画化する「ザ・ホビット」では、ジャクソン監督はプロデュースと脚本に回り、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督がメガホンをとる。
2部作となる同作について、ジャクソン監督は「第1部の脚本を完成させてスタジオに提出したが、とても満足してくれたようだ」と明言。そして、「今は、(「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの脚本を手がけた)フィリッパ・ボウエンとフラン・ウォルシュ、そしてギレルモと一緒に大いに楽しみながら第2部を執筆中で、そちらも半分ぐらい出来上がっている」と話した。
さらに、自ら監督しないことについては、「脚本は『ロード・オブ・ザ・リング』のメンバーも一緒だし、イアン・マッケランの台詞もあの頃と同じように書いている」と、少なくとも脚本のテイストは前シリーズと「ホビット」の間に連続性があることを強調。そのうえで、「監督としてギレルモがどのように脚本を解釈して演出するのか、非常に楽しみにしている。なぜ彼にメガホンを渡したかといえば、私自身が前作を撮った自分と競おうとして、変に奇をてらったことをしてしまいそうな心配があったからだ。そうではなくて、自然なものにしたかったからね」と、デル・トロ監督への期待を語った。
「ホビット」第1部は2011年12月、第2部は12年12月の全米公開を予定。
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