八嶋智人、マイク拒否し地声で熱烈舞台挨拶
2009年11月21日 17:52

[映画.com ニュース] 八嶋智人が11月21日、公開初日を迎えた主演映画「つむじ風食堂の夜」の舞台挨拶が行われた東京・渋谷のユーロスペースに登場。八嶋は共演の月船さらら、篠原哲雄監督とともに満場の客席からの喝采に出迎えられた。
吉田篤弘の人気小説が原作で、エピックレコードが手がける映像と音楽のコラボレーション企画「CineMusica」第7弾。主人公の「わたし」と不思議な食堂に集う常連客たちが織りなすハートウォーミングな群像劇だ。
八嶋はマイクを拒否し、地声での舞台挨拶を敢行。「すごくチャーミングで心のどこかに引っかかる作品に仕上がった。この作品を通して、お互い一歩前進しましょう!」と大声を張り上げた。
このパフォーマンスを受けて、月船と篠原監督もマイクをステージに置くと場内は大盛り上がり。月船は、「自分で何かをやりたくて演劇ユニットを立ち上げたころに、この作品に出合った。全く同じシチュエーションが脚本にも盛り込まれていて、絶対に演じたいと思った」と振り返った。
同作で映画初出演を果たした篠原監督は、「セリフのない役だったからキャストが決まらず、仕方なく自分がやることになった。アドリブを入れた芝居って楽しいもんですね」と豪快に笑った。これには八嶋が「セリフがないと言っていますが、監督は劇中で思いきりしゃべりまくっていますから」とツッコミを入れ、息の合ったところを見せていた。
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