高級娼婦演じたベルギー女優「目指したのはアンジェリーナ・ジョリー」
2009年11月20日 18:41

[映画.com ニュース] ベルギーで大ヒットを記録した密室サスペンス「ロフト.」が11月20日から公開される。サスペンスフルな物語のキーパーソンを演じた主演女優ベールレ・バーテンスに話を聞いた。
5人の男が秘密の情事部屋として共有していたロフトルームで、全裸の女性がベッドで血まみれになって死んでいた。男たちは自分のアリバイを主張しながら互いに探り合うが……。
バーテンスが演じるのは、5人のうち精神科医のクリスと惹かれ合うアン。表向きは市長の助手だが、実は市長の愛人であり、金で男と寝る高級娼婦という裏の顔を持つ。バーテンスは、「アンはミステリアスで安っぽくない性的な魅力があり、とてもエレガントなの。イメージしたのはアンジェリーナ・ジョリーのような女性。私とアンジェリーナがまったく似ていないのは百も承知だけどね(笑)」と役作りの裏話を明かしてくれた。
さらに、「私自身はボーイッシュなタイプだから、エレガントな雰囲気を出すのに苦労した」と話し、高級娼婦についてより理解するために、実際に現役で仕事をする女性に取材を行ったという。「実際に彼女たち会って、1日の稼ぎや男性がどんな女性を好むかなどをたずねたの。そのとき聞いたんだけど、ただセックスする以外にも、男性の妻としてビジネスディナーに同席することもあるそうよ。もちろん後でセックスもするんでしょうけど。『あなたも行ってみる?』って誘われたけど、さすがに怖くて行かなかったわ(笑)」
バーテンスは、日本でこそ知名度は高くないものの、ベルギーではTVシリーズ「アグリー・ベティ」に主演してブレイクした人気女優。私生活では08年に第1子を出産するなど、公私ともに順調なキャリアを積んでいる。そんな彼女は最後に「ぜひ映画を楽しんで! でもベルギーの男性がみんな映画に出てくるような人間だと思わないでね」といたずらっぽくほほ笑んだ。
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