ライオネル・リッチー「THIS IS IT」公開でマイケル追悼
2009年10月28日 18:32
[映画.com ニュース] 故マイケル・ジャクソンさんの最後の勇姿を映像化したドキュメンタリー映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」が10月28日、世界109のテリトリーで同時公開。324スクリーンで封切られる日本では、ジャパンプレミアが東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、マイケルさんの盟友として知られ来日中のライオネル・リッチー、伊藤由奈、黒木メイサ、松下奈緒、加藤ミリヤ、CHEMISTRYらが出席した。
リッチーは、ベストアルバム「セイ・ユー・セイ・ミー/ライオネル・リッチー・ベスト・コレクション」のPRも兼ねて27日に13年ぶりの来日。マイケルさんとは、85年にスティービー・ワンダーとともに「We are the World」を発表し、世界的な大ヒットに導いた。
今年6月に還暦を迎えたリッチーは、50歳という若さで先立ったマイケルさんについて「マイケルといえば、彼が子どものころのいたずらっ子だったイメージが強いね。髪の毛が痛くなるパウダーをかけられたことがあるんだ。アフロヘアだったから大変でね」と話し、その死を偲んだ。
また、レッドカーペットでマイケルさんのマスクをかぶった男性を見つけると「オー、マイゴッド! マイケル!」と叫び、がっちりと握手をしていた。
「THIS IS IT」は2週間限定公開で、6月に急死したマイケルさんがロンドンで行うはずだったコンサートの、100時間以上に及ぶリハーサルと舞台裏で見せた素顔を中心に構成。9月28日に発売された前売券は同日だけで約8万7000枚を売り上げ、その後も驚異的なペースを見せて25日には累計で20万枚を突破していた。