中山美穂12年ぶり会見に「久しぶり」 「サヨナライツカ」完成会見
2009年10月27日 12:46

[映画.com ニュース] 中山美穂の12年ぶりの主演最新作「サヨナライツカ」の完成会見が10月27日、東京・中央区のマンダリンオリエンタル東京で行われ、中山をはじめ共演の西島秀俊、石田ゆり子、イ・ジェハン監督が出席した。
中山の映画主演は、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した「東京日和」(竹中直人監督)以来、公の場での会見も実に12年ぶり。小説家で歌手の夫・辻が手がけた同名小説を、「私の頭の中の消しゴム」のイ・ジェハン監督が映画化する企画での銀幕復帰だけに、大きな話題を呼んでいる注目作だ。タイ・バンコクで出会った男女が、運命に翻弄されながら25年という歳月を経て真実の愛に目覚めていく姿を描く。
ワンショルダーのワンピース姿で登場した中山は、おびただしいカメラのフラッシュに「今この瞬間が、すごく久しぶりで緊張しています。撮影の現場では、キャストやスタッフが温かい雰囲気を作ってくれて、ブランクを感じることなく臨めた」とニッコリ。2002年に辻と結婚して仏パリへ移住しているが、「仕事をお休みして生活をしながら磨いてきたことがにじみ出るような芝居になればいいなと思った」と話した。
「サヨナライツカ」は01年にフジテレビ製作、行定勲監督、中山主演で映画化が発表されていたが、製作サイドと行定監督の見解の相違などが原因で02年に延期が決定。それだけに、「以前にもお話があって役柄そのものに魅力を感じてはいました。ただ、今回オファーをいただいた当初は自分が演じるとは考えていなかった。でも、過去のそういった思いがよみがえってきて演じたいと思った」と出演快諾までの経緯を説明した。
中山は、イ・ジェハンについて「ものすごくこだわりを持った方。監督の才能をスタッフ誰もが信じ切ってついていく姿が印象的だった。そして信念を曲げない強さにも感激した。とにかく、泣いたり笑ったり怒ったり……、すべてが思い出深い」と語ると、共演の西島と微笑みあった。
「サヨナライツカ」はアスミック・エース配給で、2010年1月23日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
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