「ブレア・ウィッチ」以上の超低予算ホラーがついに全米興収トップに君臨
2009年10月26日 16:56

[映画.com ニュース] 超低予算ホラー「パラノーマル・アクティビティ(原題)」が、公開5週目でついに全米興行収入のトップに立った。
同作は、10月23日~25日の間に全米1945館から約2200万ドル(約20億円)の興行収入を記録し、公開週を迎えた人気ホラー・シリーズ「ソウ6」を下した。「ソウ6」は3036館から1480万ドル(約13億6000万円)で2位にとどまり、シリーズ史上最低のオープニング記録。製作費わずか1万5000ドル(約138万円)の「パラノーマル・アクティビティ」は、これまでの累計興収を6250万ドル(約57億5000万円)とした。
今後の注目は、ひんぱんに比較される「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(99)の記録を超えるかどうかだが、10年前に世界中で話題を呼んだ同作は依然、高すぎる壁として立ちはだかっている。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の製作費は約2万5000ドルで、 最終的な興収は米国内で1億4800万ドルを稼ぎ、同年の全米興収10位にランクインしている。また、世界興収も2億4900万ドルに及び、今なお映画史上最も投資収益率の高い作品として語り継がれている。
「パラノーマル・アクティビティ」は、日本ではプレシディオの配給で2010年公開予定。
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