矢沢永吉、初の国際映画祭参加に「いい人になっちゃうね」と照れ笑い
2009年10月21日 17:48

[映画.com ニュース] 歌手・矢沢永吉の30年間の活動を追ったドキュメンタリー映画「E.YAZAWA ROCK」が10月21日、第22回東京国際映画祭の特別招待作品として上映され、矢沢と増田久雄監督が会場の東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶を行った。
劇場前のグリーンカーペットに矢沢が姿を現すと、集まったファンからは一斉に「矢沢さーん!」「永ちゃーん!」と大歓声。矢沢は、そんなファンの声援に笑顔で手を振りながら会場入り。過去の出演映画などで舞台挨拶の経験はあるというが、国際映画祭への参加は初めてで「なんか落ち着かないっすね。いい人になっちゃう(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
80年にもドキュメンタリー映画「矢沢永吉 RUN&RUN」が製作されているが、矢沢は「あれから何10年か経って、おかげさまで矢沢にもいろんなドラマが出てきているわけで、まずはフィルムを回そうよってことになった」と製作に踏み切った心境を告白。劇中の若かりしころの自分の姿には「なんて生意気なヤツなんだ(笑)」と思ったそうだが、「言いたいこと言っているんですよ。青くて生意気で、いま見ると恥ずかしいけれど、あれがあの時の自分だったんだなという気がしますね」と正直な感想を述べた。
増田監督は、「矢沢永吉のかっこよさが分かる映画。もし分からない人がいたら僕のところに来てください。勝負しますから」と自画自賛。矢沢も「矢沢って名前は知っていたけど、こういう男なんだっていう発見があるかもしれないので、よろしく」と、観客に語りかけて舞台挨拶を締めくくった。
「E.YAZAWA ROCK」は11月21日全国ロードショー。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ