ガス・バン・サント&B・E・エリス、自殺したアーティストカップルの実話を映画化
2009年10月15日 18:27

[映画.com ニュース] 「ミルク」のガス・バン・サント監督と、「レス・ザン・ゼロ」「アメリカン・サイコ」などの映画の原作者として知られる作家ブレット・イーストン・エリスが、07年に相次いで自殺したアメリカ人アーティストカップルの実話をベースにした映画化に着手する。
英エンパイア誌によれば、同作のタイトルは「The Golden Suicide」。米バニティ・フェア誌に掲載されたナンシー・ジョー・セールズの記事をもとに、バン・サント監督とエリスが共同で長編映画の脚本を執筆するという。現時点では、バン・サント監督がメガホンをとるかどうかは未定。
画家のジェレミー・ブレイク(71年生まれ)とゲームデザイナーで映像作家のテレサ・ダンカン(66年生まれ)は美男美女のカップルとして知られ、それぞれアーティストとしての評価も確立していた。しかし、2人はある時期から、アメリカ政府とサイエントロジーが自分たちに対する陰謀を企てているという妄想に取りつかれるようになったという。07年7月、ダンカンはニューヨークのイーストビレッジにあった2人の自宅で市販薬の過剰摂取により自殺。ブレイクが寝室の彼女の遺体を発見した。その1週間後には、ブレイクの遺体がニュージャージー沖で発見された。海岸に衣服や所有物を置いて泳ぎだしていった姿が目撃されており、入水自殺したものとされている。
ブレイクは、ポール・トーマス・アンダーソン監督作「パンチドランク・ラブ」(02)に登場するアートワークも手がけていたことでも知られている。
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