ジェシカ・シンプソンをデブ呼ばわりしたアニメに抗議殺到 米FOXが謝罪
2009年10月15日 18:27
[映画.com ニュース] 米FOXネットワークのスポーツ情報番組「FOX NFLSunday」のなかで、NFLダラス・カウボーイズのクォーターバック、トニー・ロモと交際していた女優のジェシカ・シンプソンの体型をバカにする内容のアニメが放送されたところ、抗議が殺到。FOXと番組スポンサーのバーガー・キングが謝罪のコメントを発表する事態になった。
問題になった番組は10月11日に放送。ダラス・カウボーイズの現役選手やコーチをアニメ化したキャラクターが登場し、「本当に今でも信じられないよな。トニーが、ジェシカ・シンプソンがフロゼル・アダムス(身長2メートル、体重150キロのカウボーイズの選手)みたいになったあとも付き合っていたとはな」など、最近太ったとされるシンプソンを揶揄する会話を繰り広げた。
FOXが米アス誌に発表したコメントによれば、バーガー・キングにこのような内容のアニメを放送すると報告はしておらず、同社の了承を得たものではなかったと擁護。そのうえで、「改めて考えるとユーモアとして成功しておらず、とても無神経だった。気分を害されたすべての方に深くお詫びします」と謝罪した。
シンプソンとロモは07年11月ごろから交際していたが、今年7月、シンプソンの29歳の誕生日前日に破局。その前後から、シンプソンの激太りがメディアで取り沙汰されるようになっていた。