大沢たかお、映画「桜田門外ノ変」で幕末の水戸藩士に
2009年10月14日 10:58
水戸藩の開藩400周年を記念した企画で、総製作費約10億円の大型時代劇。桜田門外の変は、1860(安政7)年3月に関鉄之助を中心とする水戸藩士17人と薩摩藩士1人が、江戸城の桜田門外で大老・井伊直弼を暗殺した事件で、映画では首謀者を主人公に据えた視点で描かれる。水戸藩9代藩主の徳川斉昭には北大路欣也、井伊直弼には伊武雅刀が扮する。
佐藤監督がメガホンをとるのは、「男たちの大和/YAMATO」以来4年ぶり。大沢は、今年も「BALLAD/名もなき恋の歌」や「GOEMON」に出演するなど日本映画界のバイプレーヤーとしての立ち位置を確立。今後は同作だけでなく「築地魚河岸三代目2」に主演するなど、引っ張りだこだ。その大沢演じる関は、幕末の勤王志士で、事件を起こした水戸十八士の指揮官。安政の大獄による尊皇攘夷派志士の弾圧が激化したことがきっかけで井伊の暗殺計画に加担し、実行部隊の襲撃を指揮したことで知られている。
2010年1月にクランクインし、全編を茨城県内で撮影するという。水戸市内の千波湖畔に桜田門ほか100メートル以上に及ぶ大名屋敷が総工費2億円をかけて建設される予定で、撮影終了後には一般にも公開される。
同作は東映配給だが、地元市民団体が約3年前から着想。今後も地域主導で進められ、製作費は東映、製作委員会、地元企業が等分に負担する。10年3月に撮了予定で、秋以降に全国200スクリーン規模での公開を目指す。
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