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DJ赤坂泰彦が、海賊ラジオ局を描く「パイレーツ・ロック」を熱く語る

2009年10月7日 04:59

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DJとしては共感しまくりの作品に
DJとしては共感しまくりの作品に

[映画.com ニュース] 「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督の最新作で、イギリスに実在した海賊ラジオ局をモデルに描く群像劇「パイレーツ・ロック」の試写会が、10月5日に東京・新宿の東京厚生年金会館で開催された。ロックと自由を愛する個性的なDJたちが活躍する映画にちなんで、会場にはベテランDJの赤坂泰彦が登場し、トークイベントを行った。

映画の舞台は60年代のイギリス。ザ・ビートルズザ・ローリング・ストーンズなどが生まれ、ブリティッシュ・ロックが絶頂期を迎えていたものの、英国政府は「ロック=諸悪の根源」とし、BBC(英国放送協会)でのポピュラー音楽の放送を1日45分以下と規制していた。これに対抗して、政府の法の及ばない海上からロックを気ままに24時間流し続けた海賊ラジオ局が、大衆からの熱い支持を受けていたが……。

劇中でも使用される英国ロックを代表するザ・キンクスの「オール・オブ・ザ・ナイト」をBGMに登場した赤坂は、「オープニングのフィリップ・シーモア・ホフマンの手の動作、ザ・キンクスのナンバーがかかった瞬間に『キター!!』と思った」と、DJらしい着眼点で見どころを解説。イギリスで海賊ラジオ局が生まれた状況や60年代のロック事情について10分間ノンストップでしゃべり通し、「自分の信じた音をかけ続けるDJたちの純粋な思い、それを受け取るリスナーの思いがひしひしと伝わってくる作品」と熱く語った。

パイレーツ・ロック」は10月24日公開。


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