「カールじいさん」監督らが製作秘話を、アニマル浜口は娘の誕生秘話を語る
2009年10月7日 04:59

[映画.com ニュース] 78歳のカールじいさんが亡き妻エリーの夢を叶えるため人生最後の大冒険に出る、ピクサーアニメの最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」の監督ピート・ドクター、共同監督のボブ・ピーターソンら製作スタッフが来日。10月6日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京で記者会見を開いた。
ピクサーの長編アニメとしては、「トイ・ストーリー」(95)から数えて10作目。初めて普通の人間を主人公にした作品で、「常に新しいものを見せようという心意気は、何作目であろうと変わらない」と話すドクター監督は、「今まで一度も冒険したことのないカールじいさんが、妻と築いた絆や関係が、実は人生で一番の冒険だったと気付く、とてもエモーショナルなテーマになっているんだ」と作品をアピール。
老人が主人公で、ヒロインにあたる妻も冒頭で亡くなってしまうという構成は、「普通のスタジオだったら企画は通らなかっただろう」とおどけたドクター監督だが、「(プロデューサーの)ジョン・ラセターが、エモーショナルな部分、ストーリーに反応してくれた」と話し、原案者のピーターソンは「お年寄りというのは面白いキャラクターになる。人生経験が豊富で楽しい話の宝庫だし、経験を重ねているからこそ好き放題に言う権利があるからね」と、頑固者の主人公カールじいさんの誕生秘話を明かした。
会見の最後にはゲストとして、女子レスリング選手・浜口京子の父親で、元プロレスラーのアニマル浜口が初枝夫人とともに登場。映画を見て「泣きました。涙であふれました」と明かし、「夫婦というのは家族の原点。うちも初枝と仲が良くなければ京子はいなかったし、世界選手権の金メダルも五輪の銅メダルもなかった」と熱弁。さらには結婚前の初枝夫人とのエピソードもまくしたて、「アメリカ遠征の際に2日に一度、手紙をくれた。『こんなに優しい女性はいない。女房にしたい』と思い、ハワイで合流して、そこから夫婦愛が始まり、京子が生まれたんです」と事細かに明かす暴走ぶりで会場を圧倒した。
「カールじいさんの空飛ぶ家」は12月5日公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)