竹中直人が絶叫&熱唱「優作!!」 松田優作没後20年記念ライブ「SOUL RED」
2009年9月22日 12:00

[映画.com ニュース] 俳優・松田優作の没後20年を記念したライブ「SOUL RED」が9月21日、東京・恵比寿LIQUIDROOMで行われた。
松田の生誕60年という節目の年に立ち上がった「SOUL RED PROJECT」の一環で、ドキュメンタリー映画「SOUL RED 松田優作」の公開を記念してのもの。映画でエグゼクティブ・プロデューサーを務めた妻・松田美由紀は、「生きているのはお前か、オレか! みんな、熱いものを呼び覚まそうじゃないか!」と最初からボルテージは最高潮。さらに、「肉食的なことをやってみたかった。ずっと面白いことをやってきた優さんの誕生日に、こんなに素敵なことができて最高」と感慨に浸った。
ライブは、豊田利晃監督の最新作「蘇りの血」に主演の中村達也がドラムを担当するバンド「LOSALIOS」が、東京では約4年半ぶりとなるオンステージ。松田の代表作「蘇る金狼」(79)や「探偵物語」(83)の映像が映し出されるなか、中村らは約20曲を熱演した。また、生前の松田と親交のあった俳優・竹中直人が「なんじゃ、こりゃー」と叫びながら登場すると、場内に詰め掛けた約1000人の聴衆は大興奮だ。

竹中は、原田芳雄のコンサートの打ち上げ会場で松田と初対面を果たしたときのことを振り返り、「目の前でモノマネをして絶対殴られると思ったら、『竹中、ずっと見ていたよ』と言ってくれて、すごく優しくしてもらった。初めて握った優作さんの手は、すごく大きくて柔らかかった」と述懐。そして、松田が原案を手がけた映画「横浜BJブルース」(81)で歌った劇中曲「YOKOHAMA HONKY TONK BLUES」をしみじみと歌い上げた。最後には感極まったのか、「優作!!」と20回以上連呼し、その姿に客席からは惜しみない拍手がおくられた。
そのほかに、永瀬正敏や武田真治、渋川清彦らがゲスト出演した。
映画「SOUL RED 松田優作」は、ファントム・フィルム配給で11月6日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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