SOUL RED 松田優作

劇場公開日:

SOUL RED 松田優作

解説

2009年に生誕60年を迎える俳優・松田優作の歴史を紐解くプロジェクト「SOUL RED Project」の一環として製作されたドキュメンタリー。40歳の若さでこの世を去った名優・松田優作が残した肉声インタビューや直筆メモなど、貴重な資料を多数収録。実子である松田龍平と松田翔太や、浅野忠信、香川照之、仲村トオル、アンディ・ガルシアなど、多数の俳優たちが優作について熱く語る。監督は「世界はときどき美しい」の御法川修。

2009年製作/120分/G/日本
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2009年11月6日

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(C)SOUL RED フィルムパートナーズ

映画レビュー

4.5ただただかっこいい

2024年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

松田優作さんは大ファンというほどではないですが、
好きな役者さんです。
ブラック・レインや家族ゲームなど、
代表的な作品を見てるくらいです。

この作品は出演作品の印象的なシーンや、関係者のコメントから構成されるドキュメンタリー。
映画のシーンは断片的ですが、ただただ優作さんがかっこいい。
全ての作品を見返したくなります。

今生きていれば75ですか。老け役も見たかったと、改めて思いました。

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ガレ

1.0それはあなたの感想ですよね? はい、そうです(笑)。

2024年5月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

難しい

寝られる

2009年公開。
1989年に40歳で亡くなった松田優作の死後20年目に製作されたドキュメンタリー映画。

著名な業界人たちが登場し、インタビュー形式で「松田優作」を語る。
順不同で、
浅野忠信、仲村トオル、丸山昇一(脚本家)、香川照之、吉永小百合、松田龍平、松田翔太、黒澤満(プロデューサー)、アンディ・ガルシア、森田芳光(映画監督)、宮藤官九郎、筒井ともみ(脚本家・大学教授)などなど。
錚々たる顔ぶれだ。

松田優作の主な出演作品(『太陽にほえろ!』の全力疾走場面や、『野獣死すべし』の ”リップヴァンウィンクル” など)のダイジェストをはさみながら、

◆製作時のエピソードトーク、
◆各人の ”松田優作論”

を拝聴する構成になっている。

たとえば、、、
松田優作に「父性」を感じる、
といったのは香川照之。

私は、
松田優作を表すひとことが「父性」とは思わない。

香川照之と松田優作が、どれだけ親しい存在かは知らないが、
「わたしだけが本当の松田優作を知っている」感
が、話す姿全体から横溢していて、正直、見苦しかった。(香川照之ファンの方、申し訳ない!)

本作の製作者の意図なのだろうが、
・松田優作の肉声、
・共演者やスタッフが語る具体的エピソード
よりも、
・松田優作という ”人物像” を語る尺が長い。

ゆえに、見る側は抽象的でわかりづらい。

特に、
「オレ(ワタシ)は、他の人の知らない松田優作を知っている」
と考えている人(前述の香川照之、森田芳光など)たちの話は、表現も独特で、わざとわかりにくく話ししているのかと訝ってしまう。

松田優作ファンでない人に、彼を知ってもらう効果は少ないだろうし、それを狙って作ってないのは理解できた。

印象的だったフレーズをいくつか書き留めておく。
(一言一句、正確なわけではない。悪しからず。)

「マイルス・デイヴィスみたいに進化したい、と思っていた。優作も同じように高みを目指してた」
森田芳光

「『家族ゲーム(森田芳光監督作品)』も、ある意味アクション映画だと思うんですよ」
宮藤官九郎

松田優作は、出演した作品の中に生きている。

残念ながら、
このドキュメンタリーを見ても、彼のスゴさやカリスマ性は伝わってこない。

以上は私の感想です(笑)!

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Haihai

4.0優作さんの中には、父性がある

2011年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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shimo

4.5熱い職人気質の時代を彷彿とさせる出来ばえ

2010年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

独特な世界観で、映画を斬った俳優の、我が侭を受け入れられた というか 我が侭の 自己流で 突っ走ることを 運命付けられた 人生道

大きな嘘 芸術 を ほとばしらせる スクリーンに懸けたライフプッシュが、
咆吼と共に、海鳴りの彼方に 吹き、渦巻き、 走り去る

昭和のとき、しびれる 大人の我が侭を貫く姿勢に、 熱い血をたぎらせたファンの 遠吠えが聞こえる

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ばかたれ