歌手ケンコバ、熱唱するもCD化はおあずけ。「マーシャル博士の恐竜ランド」
2009年9月18日 12:00

[映画.com ニュース] ウィル・フェレル主演のSFアドベンチャー「マーシャル博士の恐竜ランド」(ブラッド・シルバーリング監督)で、フェレルの日本語吹替えを担当したお笑い芸人のケンドーコバヤシが、9月17日、東京・渋谷HMVで初のインストアライブを行った。
本作は、恐竜や類人猿など不思議な生物が棲息する世界「恐竜ランド」にタイムワープしてしまったマーシャル博士(フェレル)が、名門大学の学生ホリー(アンナ・フリエル)らと共に、大騒動を巻き起こす冒険活劇。フェレルは「俺たちダンクシューター」など数々の映画で歌を披露してきたが、本作でもその歌唱力を発揮している。同じく歌に挑戦したケンコバが、そのテーマ曲「俺たちタイムトラベラー」を気に入り「お客さんにウケが良かったらCD化する!」と希望したため、今回のライブが実現した。
ホリー役の女優ちすんが見守る中、バンジョーの生演奏をバックに意気揚々と歌いはじめたケンコバ。会場の拍手でCD化されるかどうか判定されることになっていたが、拍手したお客さんは3~4人という残念な結果に。これには「演奏時間30秒って短すぎでしょ。この企画に関係した人全員が予想していたはず。CD化はムリですよ……」とボヤき節。
その後のトークでは、今までに見た変な生き物は?との質問に「地元・大阪の新世界にはいっぱい変な人います。10円をピカピカに磨いて10円で売っていたり、本屋に向かって『帰ってまいりました!』とずっと叫んでいたり。『マーシャル博士の大阪ランド』があったら面白い」と笑わせた。
また、本作で描かれる師弟関係にちなみ、尊敬する先輩、かわいがっている後輩を聞かれると「尊敬するのは今田耕司さん。昔、僕がプライベートでものすごく落ち込んだときに『元気出せ!』ってエロDVDを渡された。それも直視できないぐらいエロいやつ。後輩は、ムーディ勝山が僕のHなDVDを持って帰ろうとしたのでボコボコにしました」と語り、「渋谷といえば12~3年前、道玄坂の風俗店で女の子に財布から1万円抜き取られました」とぶっちゃけるなど、おなじみのエロトークは「絶口調」。歌手としては力及ばずだったが、芸人としての腕を見せつけた。
「マーシャル博士の恐竜ランド」は9月18日公開。
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