松山ケンイチ、小雪とは接触せず。新宿通りで「カムイ外伝」プレミア
2009年9月14日 12:00
[映画.com ニュース] 松山ケンイチ主演の映画「カムイ外伝」(9月19日公開)のプレミアが9月13日、東京・新宿ピカデリーで行われ、新宿通りに敷かれた70メートルのレッドカーペットを通って松山や共演の小雪、監督の崔洋一らが来場した。
この日のイベントは、歌舞伎町の劇場街や複数のシネコンを擁する「映画の街」としての新宿をアピールする「2009シネ・フェスタ新宿」の一環。新宿通りでレッドカーペットセレモニーが行われたのは史上初とのことで、休日の買い物客などで賑わう沿道に5000人の見物客が集まり、松山らに声援を送った。
ステージに登壇した松山は、「過酷で長い撮影だったが、スタッフ、キャスト全員が本気で取り組んだ。その必死さがスクリーンに出ていると思う。アクション映画だけど、人間ドラマも素晴らしく描かれているので、そういうところも見てほしい」と映画をPR。崔監督は「私のデビュー作『十階のモスキート』は新宿の地から始まるし、私の記念碑的名作品の『月はどっちに出ている』も新宿ピカデリーで上映された。映画作りと切り離せない新宿の街で、第1回シネ・フェスタの上映作品に『カムイ外伝』を選んでいただいて感無量です」と挨拶した。
「カムイ外伝」は、白土三平の同名コミックを映画化した時代劇アクションで、掟に縛られた忍者の世界から抜け出し、抜け忍として刺客に追われながらも自由を求めて戦うカムイの姿を描く時代劇アクション。イベントには他に、共演の小林薫、大後寿々花、金井勇太、芦名星、イーキン・チェン、主題歌の倖田來未が来場。熱愛が報道されている松山と小雪は、今年5月に行われた記者会見以来となるイベント共演だったが、松山は崔監督と、小雪は他の共演者と別々にレッドカーペットを歩き、ステージ上でも常に崔監督を挟む状態で、2人の接触は全く見られなかった。